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みんなのやきとりエッセイ
クリスマスには七面鳥なの?
■吉川 晃子
クリスマスが近くなると
 街を歩けば、クリスマスのイルミネーションがきれいな季節ですね。
 なぜか、この時期になるとカップルが多くなるような…。
 クリスマスには彼女のプレゼントに悩まれる方も多いのでは?女の人はプレゼントに弱いから〜。我が家もそういう時期があったのですが、今となっては…。まあ期待せずに待つことにしましょう。

クリスマスには七面鳥
 それより、クリスマスに特別な料理を最近作ってないのですが、前から主人に「クリスマスには七面鳥が食べたいな〜」なんて言われるんです。主人は「クリスマス=七面鳥」と思っているらしい。
 確かに、クリスマスに七面鳥というイメージはあるのですが、手に入りにくそうだし、なんとなくお値段が高そうなんですよね(実はこれが1番の問題点!)
 しかし、食用の鶏の中では最もコレステロールが少なく、低カロリーなんですよね。
 そもそも七面鳥は、アメリカ大陸が発見されたころ、多くのイギリス人がアメリカに渡り、その時始めて迎えた秋の収穫感謝祭に食べたのが始まりだとか…。日本でいう勤労感謝の日ですね。
 大勢の人たちが集まって、アメリカならではの、とうもろこしやかぼちゃ、マッシュポテトと一緒に七面鳥がもてなしされたとか。カナダもアメリカと同じように、日にちはちがいますが、感謝祭をするそうなんですね。クリスマスの次に大事なイベントなんでしょう。それがヨーロッパに伝わり、クリスマスに七面鳥を食べるようになったそうです。
 ちなみに、英語で「ターキー」、フランス語で「ダンドノー」と言うそうです。

ローストチキンを召し上がれ
 日本人になじみの深いのは、やっぱり鶏肉でしょうか?
 クリスマスにはローストチキンでもいいのでは?
 チキンも地鶏や銘柄鶏などいろいろありますが、お手軽な価格といえばブロイラーでしょうね。ブロイラーという名前の語源は、焼くとか炙るという意味があるそうなんです。ローストチキンにはもってこいの鶏ですね。
 私も、学生時代に実習でローストチキンを作ったのが最初で最後。その時、焼き方からさばき方まで教えてもらったのですが…。
 今年は、その時教わった事を思い出しながらローストチキンを作ろうかな?と思います。

ローストチキンを作りましょう!

鶏の味を引き出すのは、やっぱり天然塩でしょう。塩をまんべんなく鶏にすりこんでください(ちょっと鶏肌がきもいんですが…)。
 次に乾燥を防ぐためにもオリーブオイルもはけで塗ってください。
 そうそう、お腹の中に野菜やレモンを詰めてもまた格別です。お腹の中の詰め物は、なるべく火の通りやすいものか、すでに火の通っているものがいいですね。焼けるまで、1時間以上の覚悟は必要です。
 最初は高温で、あとは温度を下げて中までじっくり焼いてください。もものところに串をさして、透明な汁が出てきたら焼けていますよ。
 焼きあがった鶏の足がむきだしになってはかわいそうです。白い靴下をはかせてあげましょうね。これで完璧です。
 ボージョレヌーボーも解禁になりましたね。
 今年のクリスマスは、ローストチキンに挑戦してみませんか?
(2005/12/12)

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