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みんなのやきとりエッセイ
食中毒に気をつけましょう
■吉川晃子
食中毒の原因は
 じめじめした季節になりましたね。最も菌が発生しやすい季節です。
 何年か前に、腸管出血性大腸菌O−157がすごく流行った時期がありましたね。
 あの時は、私も牛肉のたたきなどはちょっとひかえて、お肉もよく中まで焼いていました。
最近はあまり騒がれないようになったと思ったら、昨年はノロウイルスが流行りましたね。
食中毒の70%は細菌性食中毒なのです。ですから菌の性質をよく知る事が大切です。
 冷蔵庫に入れているから大丈夫と思っていると、エルシニア食中毒という菌は冷蔵庫でも発育しますので、肉などはあまり長く置かないようにしましょう。食中毒菌は、えさの他に水分と温度の条件がよければ一晩で十億倍にもなると言われるくらいですから。
しかし、黄色ブドウ球菌は水分活性が低く、おにぎりやお弁当の様に、塩分や糖分が高い食品でも増えるのです。

食中毒を防ぐためには
食中毒防止の三原則は「菌をつけない」「菌を増やさない」「菌を消滅させる」です。
具体的に書き出せば、
 ・まず、生鮮食品は新鮮なものを買いましょう。
 ・生ものはすぐに冷蔵庫にいれる。
 ・手や食材をよく洗う。
 ・冷凍したものを解凍する場合は冷蔵庫かレンジで(常温で解凍しない)。
 ・肉や魚を切ったまな板はよく洗う(熱湯で殺菌するとよい)。
 ・十分に加熱する(食品の中心温度が75℃以上で1分加熱)。
 ・食べる前によく手を洗う。
 となります。

 あと、冷蔵庫の中もきれいにしておきましょう。
 特に、卵を入れるところですね。卵の殻には、菌がついていることが多いんです。ひびの入った卵は、菌が中まで入っている事がありますので、必ず加熱して食べましょう。

お弁当は特に気をつけて!
 この季節お弁当にも気をつかいますね。よく冷ましてから蓋をしめるのは常識ですね。
お弁当箱の蓋にわさびを塗っておくと菌を寄せつけないのですよ。わさびに含まれる辛味成分が食中毒菌を抑える働きがあるのです。(うちの子供はいやがりますけど… 梅干を入れてもいやがるのですから…)
最近では、お弁当用の保冷剤やお弁当袋なんかも充実していて、雑貨屋さんなんかにもかわいいのが売っていたりします。

あまり、神経質になりすぎるのも禁物。気楽にがんばりましょう!
(2005/06/27)

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