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やきとりと一言にいっても、やきとりには色々な種類がありますよね。すべてお肉のみの串も食べごたえがあっていいですが、間にネギが挟んである“ねぎま”は大好きです。
“ねぎま”を好む人は「肉のみだと味が単調になりがちだけど、ネギが挟んであると飽きない」「なによりネギが好き!」という方が多いようです。少しサッパリした味になるので、女性にも好まれるようですね。
“ねぎま”好きの方の意見では「ネギと肉を一緒に食べたときの味が好きなのに、『肉・ネギ・肉・ネギ・肉』の挟み方では、最後に肉だけ余ってしまう!」というものがあり、とても面白かったです。それでは最後にネギをひとつ足せば解決?と思ったのですが、お店側に言わせれば「最後は肉じゃないと支えにならない」ということで……。
それに「間にネギがあるから“ねぎま”なのであって、間になければ“ねぎま”ではない」などという意見もありました(笑)。多少ヘリクツな気がしつつも、なるほど〜と思ったものですが、実は“ねぎま”の名前の由来って、どうやらやきとりではないらしいです。
元々“ねぎま”とは、庶民料理でネギとマグロの鍋料理のことを指し、「葱鮪」と書くそうです。後に簡単に食べられるように串にネギとマグロを刺して焼くものがでてきたのですが、年々マグロが高級になっていき、その代わりに鶏肉を使うようになったため現在の形になったそうです。ネギが間に挟んであるので“ねぎま”というわけではないのですね。
ネギ以外にも、シシトウ、タマネギ、にんにくの芽、エリンギなど、やきとりで間に挟むととてもマッチする食材は沢山あります。
意外なところで、プチトマトがとてもよく合うという意見を耳にしました。最初はえぇっ?!と思ったものですが、そう、温かいトマトって実は凄く美味しいんですよね。見た目にもすごく可愛い串になりそうです。私の中で、近いうちに是非一度チャレンジしたい一品となっています。
“ねぎま”はやきとり通の方々の間でも不変の人気を得ているようで、やはりやきとりには欠かせない串ですね!
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