今回は、このコラムで以前書かせていただいたロックの伝説「高塔山」で、毎年夏にオレ達が思い入れたっぷりに開催している「高塔山ジャム」(T-Jam)にまつわる話だ。以前、地方によってヤキトリの呼び方や味も違うということを書いたが、九州出身のバンド連中にとってこのT-Jamへ出演することは『九州に帰れる』→『なつかしい』を意味する。すなわち『おふくろの味』ともいうべきラーメンやうどん、そしてこのヤキトリをなつかしい仲間とともに
→『食ったり飲んだりできる楽しみがある』ということになるそうだ。これは九州に住むオレ達にとっては当たりマエダのクラッカーすぎてピンとはこないが、なつかしい面々と飲むことはやはり楽しい。逆に九州出身以外のメンバーにこの味を伝授する楽しみもあるのだ。 |