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どんなに厳選した素材を使い、どんなに焼き方にこだわり上手に焼き上げたとしても美味しさの最後の決め手は「タレ」にすべてが委ねられてしまいます。
この「タレ」次第で素材の旨味をより引き立たせることも出来れば、せっかくの厳選し、上手に焼き上げた素材を台無しにしてしまうこともあるのです。
やきとりの「醤油(しょうゆ)タレ」に使用する材料は、基本的には醤油、味醂(みりん)、砂糖ですが、使用量や作り方が同じでもそれぞれの材料の産地やメーカー、種類が違えば同じものは出来上がりません。
さらにプロのお店ではこれら以外にどんな独自の材料を加減しながら調整するかで味を決めていきます。
また、老舗の「タレ」には長年使いこまれた間に素材から滲み出てくる旨味が溶出し凝縮しており、全く同じ物を再現する事が出来ないため(その店の生命線として)大切に保管されている場合が、ほとんどです。
巷には市販のタレというものも存在します。近年のこのようなタレは老舗の味に近づけようとさまざな努力の跡が見られ、なかなか侮れません。場合によっては市販のものを混ぜ合わせると老舗の味を超えることだってあるのだという噂もあるくらいですから。
それはともかく、このサイトとしてはその味の秘密を探りたい。そしてできれば、自分たちも作りたい。家庭でも作れる方法を知りたいと思い研究をしてみました。
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